
「ええっ!今回は10位から6位まで!?Top5は次号持ち越しかょ…気合入りすぎだろ>やまかつ」

「…それどころかオマケのピックアップもあるらしい。師走に年賀状も書かずに何やってんだ…>やまかつ」
うっさい!(-"-;) …ちゃきちゃきいくよ~っ!
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7日に分けてお送りした「ホームズ&ワトソンのスペシャルバージョン」。いかがでしたでしょうか(^-^*)。
この小説、ホームズ&ワトソンシリーズのアイディアメモがスタートで、当初はいつものように、「読者への挑戦」形式のネタとして考えたもの。
ところが、あれやこれや継ぎ足しすぎて1回の「挑戦」では収まりきらなくなってしまい、短編化してしまったという次第。
2006年10月頃にメモをスタートして、ラストまで書き終えたのが2008年1月半ばの事。何かのタイミングに発表しようとしまいこんだまま、つい先日まで完全に忘れ去っていました(^-^;;)
今回のエントリにあたり、いくつかの気になる箇所に対しては、追記や訂正を行いましたが、まだまだ読みづらいところ、誤字脱字、沢山あると思います。粗については、まぁ素人がノリノリでやらかした作品というコトでご容赦くださいまし(^-^;;)
文章は(コメントでもいただきましたが)、昔から馴染み深い新潮文庫の翻訳っぽい文体を意識してみました。このネタが本当のホームズシリーズなら、イントロダクションとして、「ティポーと虎」の過去の対決シーンが数ページあって、ワトソンの独白へとつながるような気がします。
地名や人名、それに謎のテーマは文具なので、文具Blogのネタとして一応成立しているかなぁ…どでしょ。(^-^;;)
次回からは普通の文具なBlogに戻りますので、引き続き宜しくお願いいたします(^-^*)
[H&W Special]10月のカレンダー [1]-[2]-[3]-[4]-[5]-[6]-[最終回]
この小説、ホームズ&ワトソンシリーズのアイディアメモがスタートで、当初はいつものように、「読者への挑戦」形式のネタとして考えたもの。
ところが、あれやこれや継ぎ足しすぎて1回の「挑戦」では収まりきらなくなってしまい、短編化してしまったという次第。
2006年10月頃にメモをスタートして、ラストまで書き終えたのが2008年1月半ばの事。何かのタイミングに発表しようとしまいこんだまま、つい先日まで完全に忘れ去っていました(^-^;;)
今回のエントリにあたり、いくつかの気になる箇所に対しては、追記や訂正を行いましたが、まだまだ読みづらいところ、誤字脱字、沢山あると思います。粗については、まぁ素人がノリノリでやらかした作品というコトでご容赦くださいまし(^-^;;)
文章は(コメントでもいただきましたが)、昔から馴染み深い新潮文庫の翻訳っぽい文体を意識してみました。このネタが本当のホームズシリーズなら、イントロダクションとして、「ティポーと虎」の過去の対決シーンが数ページあって、ワトソンの独白へとつながるような気がします。
地名や人名、それに謎のテーマは文具なので、文具Blogのネタとして一応成立しているかなぁ…どでしょ。(^-^;;)
次回からは普通の文具なBlogに戻りますので、引き続き宜しくお願いいたします(^-^*)
[H&W Special]10月のカレンダー [1]-[2]-[3]-[4]-[5]-[6]-[最終回]
[1]-[2]-[3]-[4]-[5]-[6]-[最終回]
続けてホームズは一昨日の出来事を語ってくれた。
駅で私と別れた後、ホームズはスコットランドヤードに向かった。ヤードではレストレード警部と配下の刑事たちが、今日こそは美術品窃盗団を一網打尽にせんと、ホームズからの連絡を首を長くして待っていた。

ホームズはレストレード達とお互いの情報を交換した。優秀な彼の部下達は、窃盗団の動きが活発化している事をつかんで来ていた。
ホームズは、窃盗団の狙いが、ヴェットシュタイン教授の鉱石見本(…これは業者が加工を施せば、世界屈指の宝石となりえるのだ。)と、国宝とも言うべき希少価値の高い化石であり、決行日は翌日であることを彼らに告げた。彼らはすぐに手はずを整えると、ホームズと共に警察専用の汽車を使って、アルスターの教授邸に向かったのである。
深夜の来客に驚いた教授とティポーに、ホームズは状況と作戦を説明した。その間、レストレードと部下達が屋敷の隅々を捜索すると、屋根裏で本来のカレンダーや、教授の手帳と眼鏡、細工に用いたと思われるインクやペンなどが見つかった。
「それにね」ホームズは笑いながら言った。「思ったとおり、インクをぶちまけた大型カレンダーが5巻見つかったよ。周囲に猫の足跡が沢山あったところを見ると、どうやら賊が細工中に、気の強い猫の襲撃を受けたらしい。苦労して書き込んだカレンダーが駄目になって、さぞやがっくり来たろうね。」
夜の闇にまぎれて伝令が行き交い、変装した警察官が、様々な場所で賊の訪れを待ち構えた。
続けてホームズは一昨日の出来事を語ってくれた。
駅で私と別れた後、ホームズはスコットランドヤードに向かった。ヤードではレストレード警部と配下の刑事たちが、今日こそは美術品窃盗団を一網打尽にせんと、ホームズからの連絡を首を長くして待っていた。

ホームズはレストレード達とお互いの情報を交換した。優秀な彼の部下達は、窃盗団の動きが活発化している事をつかんで来ていた。
ホームズは、窃盗団の狙いが、ヴェットシュタイン教授の鉱石見本(…これは業者が加工を施せば、世界屈指の宝石となりえるのだ。)と、国宝とも言うべき希少価値の高い化石であり、決行日は翌日であることを彼らに告げた。彼らはすぐに手はずを整えると、ホームズと共に警察専用の汽車を使って、アルスターの教授邸に向かったのである。
深夜の来客に驚いた教授とティポーに、ホームズは状況と作戦を説明した。その間、レストレードと部下達が屋敷の隅々を捜索すると、屋根裏で本来のカレンダーや、教授の手帳と眼鏡、細工に用いたと思われるインクやペンなどが見つかった。
「それにね」ホームズは笑いながら言った。「思ったとおり、インクをぶちまけた大型カレンダーが5巻見つかったよ。周囲に猫の足跡が沢山あったところを見ると、どうやら賊が細工中に、気の強い猫の襲撃を受けたらしい。苦労して書き込んだカレンダーが駄目になって、さぞやがっくり来たろうね。」
夜の闇にまぎれて伝令が行き交い、変装した警察官が、様々な場所で賊の訪れを待ち構えた。
[1]-[2]-[3]-[4]-[5]-[6]-[最終回]
ホームズは立ち上がると、マントルピースの上に置いた煙草入れをとりあげ、愛用のパイプに煙草を詰め始めた。
「スイフト氏が訪れた日の事を覚えているね?」
「うん。発端になったのは奇妙なカレンダー収集家の話だったね。」
「その前に、カレンダーの丸印は何かと君に尋ねたろう?ところが君は何のためにマークをしたのか、思い出せなかった。火曜日と金曜日の印はゴミの日だと即答したのにね。そのとき僕はこう思った。『習慣となっている物事は、カレンダーに書いていなくても憶えているけれど、その日だけの予定は忘れやすい』とね。…ところで、思い出したかい?何の日か。」
私はかぶりを振った。彼は向かいの席に戻り、紫煙を楽しみながら話し始めた。

「僕はカレンダーを見る習慣が無いから、君に言われてはじめて、あのカレンダーの行が、月曜日から始まっていることに気が付いた。あのカレンダーは全ての曜日を青みがかった灰色で印刷してある。もちろん、各列の一番上には曜日がちゃんと記されているけれども、もし、日曜日からはじまるカレンダーに慣れている者が見ると、ゴミの日は月曜日と木曜日だと勘違いするかもしれない。デザインは悪くないんだけれど、少し不親切だなと感じた。
そこにスイフト氏が登場したんだ。
ホームズは立ち上がると、マントルピースの上に置いた煙草入れをとりあげ、愛用のパイプに煙草を詰め始めた。
「スイフト氏が訪れた日の事を覚えているね?」
「うん。発端になったのは奇妙なカレンダー収集家の話だったね。」
「その前に、カレンダーの丸印は何かと君に尋ねたろう?ところが君は何のためにマークをしたのか、思い出せなかった。火曜日と金曜日の印はゴミの日だと即答したのにね。そのとき僕はこう思った。『習慣となっている物事は、カレンダーに書いていなくても憶えているけれど、その日だけの予定は忘れやすい』とね。…ところで、思い出したかい?何の日か。」
私はかぶりを振った。彼は向かいの席に戻り、紫煙を楽しみながら話し始めた。

「僕はカレンダーを見る習慣が無いから、君に言われてはじめて、あのカレンダーの行が、月曜日から始まっていることに気が付いた。あのカレンダーは全ての曜日を青みがかった灰色で印刷してある。もちろん、各列の一番上には曜日がちゃんと記されているけれども、もし、日曜日からはじまるカレンダーに慣れている者が見ると、ゴミの日は月曜日と木曜日だと勘違いするかもしれない。デザインは悪くないんだけれど、少し不親切だなと感じた。
そこにスイフト氏が登場したんだ。
[1]-[2]-[3]-[4]-[5]-[6]-[最終回]
教授の屋敷を出ると、丁度太陽が中天にさしかかる頃だった。ホームズは振り返り、屋敷の二階に並んでいる窓を見ていたが、そのうちこらえきれないように吹き出した。
「ホームズ、どうしたんだい?」
「…いや。さぞや大変だったろうなと思ってさ。」
私は、彼の不誠実さに怒りを覚えた。親切な教授が眼鏡や手帳を無くした事を、何も笑うことは無いのではないか?。私が問い詰めようとすると、彼はひらりと身を返し、来た時同様、大またで建物の裏手に向かって歩き出した。
私はあわてて彼の後を追った。

「ホームズ、いったい君は…」
「ワトソン君、君は本当に解らないのかい?。もしかして両方とも?」
ホームズは歩きながら、じれったそうに問いかけた。私は自分がとても馬鹿者になった気分になった。ホームズの言った意味が、全く理解出来なかったのだ。仕方なく、小声で問いかけた。
「両方って何だい?」
教授の屋敷を出ると、丁度太陽が中天にさしかかる頃だった。ホームズは振り返り、屋敷の二階に並んでいる窓を見ていたが、そのうちこらえきれないように吹き出した。
「ホームズ、どうしたんだい?」
「…いや。さぞや大変だったろうなと思ってさ。」
私は、彼の不誠実さに怒りを覚えた。親切な教授が眼鏡や手帳を無くした事を、何も笑うことは無いのではないか?。私が問い詰めようとすると、彼はひらりと身を返し、来た時同様、大またで建物の裏手に向かって歩き出した。
私はあわてて彼の後を追った。

「ホームズ、いったい君は…」
「ワトソン君、君は本当に解らないのかい?。もしかして両方とも?」
ホームズは歩きながら、じれったそうに問いかけた。私は自分がとても馬鹿者になった気分になった。ホームズの言った意味が、全く理解出来なかったのだ。仕方なく、小声で問いかけた。
「両方って何だい?」
[1]-[2]-[3]-[4]-[5]-[6]-[最終回]
ホームズと私は、教授に案内されて1階に降り、玄関脇の部屋に入った。
そこには大人の背丈ぐらいの大きなもの、人の頭ぐらいのもの、細長いものなど、様々な木箱が天井まで積みあげられていた。私は途方にくれた。この木箱を開梱し、中身をあらため、また元に戻すのは、相当に面倒な作業に違いない。このコレクションを紐解き、ホームズは何を探り出そうと言うのだろう。

教授は「少しお待ちください」と言って、部屋を出て行った。ホームズはといえば、木箱に近づいたが、封を開けるでもなく、後ろに手を組んだままで木箱を眺めていた。
ホームズに声をかけようとしたそのとき、隣の部屋に続くドアが開き、教授が顔を見せた。
「ホームズさん。ワトソンさん。こちらにどうぞ。」
ホームズと私は、教授に案内されて1階に降り、玄関脇の部屋に入った。
そこには大人の背丈ぐらいの大きなもの、人の頭ぐらいのもの、細長いものなど、様々な木箱が天井まで積みあげられていた。私は途方にくれた。この木箱を開梱し、中身をあらため、また元に戻すのは、相当に面倒な作業に違いない。このコレクションを紐解き、ホームズは何を探り出そうと言うのだろう。

教授は「少しお待ちください」と言って、部屋を出て行った。ホームズはといえば、木箱に近づいたが、封を開けるでもなく、後ろに手を組んだままで木箱を眺めていた。
ホームズに声をかけようとしたそのとき、隣の部屋に続くドアが開き、教授が顔を見せた。
「ホームズさん。ワトソンさん。こちらにどうぞ。」
[1]-[2]-[3]-[4]-[5]-[6]-[最終回]
翌朝早く、頼まれた荷物を持って駅に行くと、小寒いホームでホームズが待っていた。こんなこともあろうかと、昨晩ハドソン婦人に作り置いてもらったサンドイッチと、ポットに入った熱い紅茶を、列車に揺られながら味わうことにした。

定刻どおりに発車した列車が、都心部から郊外に差し掛かった頃には、深い霧は晴れ、おだやかな朝の光が、我々のコンパートメントを照らした。
「何かわかったかい?」
私が問いかけるより先に、ホームズが口を開いた。
「え?君、なんのことだい?」
「おやおや、もう忘れたのかい。昨日のカレンダーのしるしのことだよ。」
彼はからかうように私に問いかけると、サンドイッチを包んでいた紙で、指先をぬぐった。
実際、ホームズに問われるまでは、あの印のことなどすっかり忘れていた。私はしばし考えをめぐらせて見たものの、やはり何も思い出すことは出来なかった。私は仕方なくホームズに白旗を揚げた。
「駄目だ。何一つ思い出せないよ。それよりも、昨日の依頼に関しては大いに進展があったようだね。」
「ああ、あのカレンダー愛好家氏が、何をやろうとしているかの見当はついたよ。レストレードにも、二三の調べ物を頼んであるんだけれど、まず、間違いない。」
「今日の小旅行は、どういう意味があるんだね?」
私の問いかけに、ホームズはにやりと笑って、鳥打帽を深くかぶった。
「それは君、着いてのお楽しみだよ。到着まで1時間ほど眠るとしようじゃないか。」
それ以上、ホームズは何も話す気はなさそうで、そのうち小さないびきをかき始めた。私は「カレンダー愛好家」氏が、何故今年のカレンダーを買い占めようとしているのか、また、ホームズが何にたどり着いたのかを考えているうちに、ゆっくりと眠りの淵に落ちていった。
翌朝早く、頼まれた荷物を持って駅に行くと、小寒いホームでホームズが待っていた。こんなこともあろうかと、昨晩ハドソン婦人に作り置いてもらったサンドイッチと、ポットに入った熱い紅茶を、列車に揺られながら味わうことにした。

定刻どおりに発車した列車が、都心部から郊外に差し掛かった頃には、深い霧は晴れ、おだやかな朝の光が、我々のコンパートメントを照らした。
「何かわかったかい?」
私が問いかけるより先に、ホームズが口を開いた。
「え?君、なんのことだい?」
「おやおや、もう忘れたのかい。昨日のカレンダーのしるしのことだよ。」
彼はからかうように私に問いかけると、サンドイッチを包んでいた紙で、指先をぬぐった。
実際、ホームズに問われるまでは、あの印のことなどすっかり忘れていた。私はしばし考えをめぐらせて見たものの、やはり何も思い出すことは出来なかった。私は仕方なくホームズに白旗を揚げた。
「駄目だ。何一つ思い出せないよ。それよりも、昨日の依頼に関しては大いに進展があったようだね。」
「ああ、あのカレンダー愛好家氏が、何をやろうとしているかの見当はついたよ。レストレードにも、二三の調べ物を頼んであるんだけれど、まず、間違いない。」
「今日の小旅行は、どういう意味があるんだね?」
私の問いかけに、ホームズはにやりと笑って、鳥打帽を深くかぶった。
「それは君、着いてのお楽しみだよ。到着まで1時間ほど眠るとしようじゃないか。」
それ以上、ホームズは何も話す気はなさそうで、そのうち小さないびきをかき始めた。私は「カレンダー愛好家」氏が、何故今年のカレンダーを買い占めようとしているのか、また、ホームズが何にたどり着いたのかを考えているうちに、ゆっくりと眠りの淵に落ちていった。
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「私がロンドンの郊外でW&F商会の看板を上げたのは二十年のことでした。最初は小さな雑貨屋でしたが、幸いにも顧客と機会に恵まれ、3年前にピカデリーに5階建ての店舗を構えることができました。
私は現場主義ですので、執務室で過ごすよりも、十数名の店員に混じって、売り場で過ごすほうが落ち着きます。売り場に出ていれば、お客様が今、何を求めているのかを肌で感じることが出来ますし、店に対する注文やお叱りを、私の権限ですぐに改善することで、ご贔屓様を広げて来たという自負もございます。店員の中には、私が売り場に出ることを煙たがる者も居ますが、私も店員も文具好きという共通点がありますので、心底嫌われているというわけではなさそうです。

先週の月曜日、閉店間際のことです。私が1階のカレンダー売り場で在庫を調べておりますと、若い男性が入ってこられ、来年のカレンダーを指差してご質問をされたのです。
『すみません。このカレンダーの今年のものはありますか?』
「私がロンドンの郊外でW&F商会の看板を上げたのは二十年のことでした。最初は小さな雑貨屋でしたが、幸いにも顧客と機会に恵まれ、3年前にピカデリーに5階建ての店舗を構えることができました。
私は現場主義ですので、執務室で過ごすよりも、十数名の店員に混じって、売り場で過ごすほうが落ち着きます。売り場に出ていれば、お客様が今、何を求めているのかを肌で感じることが出来ますし、店に対する注文やお叱りを、私の権限ですぐに改善することで、ご贔屓様を広げて来たという自負もございます。店員の中には、私が売り場に出ることを煙たがる者も居ますが、私も店員も文具好きという共通点がありますので、心底嫌われているというわけではなさそうです。

先週の月曜日、閉店間際のことです。私が1階のカレンダー売り場で在庫を調べておりますと、若い男性が入ってこられ、来年のカレンダーを指差してご質問をされたのです。
『すみません。このカレンダーの今年のものはありますか?』
■ワトソン
医者にして作家。そしてホームズの親友。
2007年の夏のさなか、数々の妨害を受けつつ執筆していた小説を、ようやく書き終えてほっとしている昨今だとか…って、締め切り何年オーバーしたんだろ(^-^;;)

最近めっきりご無沙汰している『ホームズ&ワトソンカテゴリ』のスペシャルバージョンとして、ワトソン君の書いた原稿を、7回連続で掲載します。
文具系Blogとしての不安もあったりしますが、お楽しみいただければ幸いです。
では…どうぞ。(^-^*)
医者にして作家。そしてホームズの親友。
2007年の夏のさなか、数々の妨害を受けつつ執筆していた小説を、ようやく書き終えてほっとしている昨今だとか…って、締め切り何年オーバーしたんだろ(^-^;;)

最近めっきりご無沙汰している『ホームズ&ワトソンカテゴリ』のスペシャルバージョンとして、ワトソン君の書いた原稿を、7回連続で掲載します。
文具系Blogとしての不安もあったりしますが、お楽しみいただければ幸いです。
では…どうぞ。(^-^*)

「何を持っているんだい?ワトソン君。」

「追い詰められた犯人が屋上から消えちゃったんだよ。犯人のモノと思われるこのペンが唯一の手がかりなんだってさ。」

「…どこかで聞いたことのある展開だなぁ…どれ…。…ああ、犯人がわかったよ。大食漢で犬が苦手だね。」

「なんだってーーーッ?!」