米国アニメのロボットっぽい佇まいですね…(^-^)

● 長谷川刃物 HARAC Line D-LINE-G(グリーン)
この不思議な形の物体は、岐阜県関市にある刃物の老舗が製作した、ユニバーサルデザインのカッターです。
文字いっぱいのブリスターパックに入っています。
本体が素敵デザイン過ぎるため、「ぱっと見、正体がわからない」→「説明しないと不安」なのかなぁ…と思ったりも(^-^;)
ちなみにこのパッケージ、裏には突起がついていて、あまり意味無く自立します。

中の台紙を広げると、非常に解り易い図入りの説明書が。
実は操作に若干のコツがあるので、こうした図入りの説明はありがたいです。

トップ絵の頭にあたる突起の反対側には、透明キャップのような物体がついています。
この透明部の内部にセラミックの刃が仕込まれていて、操作時にくるくるまわることで、曲線をカットできるように工夫されています。

こんなポジションで使用します。トップ画像では裏に心棒をかまして立てていました(^-^;)
ボディ上のグレーの部分を押下すると、先端の刃が紙に触れ、マウスを操作するように動かすと、その動きに沿ってカット出来るという仕組み。うーんなるほど。
今回はいただきもので、カラーの指定はできませんでしたが、他にもホワイト、ブルー、ピンクがラインナップされています。

早速「JAF Mate」に掲載されていた、キュートな小猿の写真をカット。
…なるほど、そんなに力をいれなくても大き目のカーブで操作したら、つつーっと切れます。
こうした閉曲線を切り抜くときに、開始点と終了点を「おなじ点で!」と考えると、私のように少しずれたイマイチな形になってしまいます。ですから、本当の開始点よりも、少し離したところから助走をつけて切り始め、助走の切れ目にクロスするように切り終わると、綺麗にカットする事が出来ます。

…いまいち解りにくいかもしれませんが、刃が次のページにまで達しています。
雑誌の切抜きの際には、カッティングマットか厚紙を敷いたほうが良いでしょう。

これは見事な失敗例。
四角いキリヌキをする時も、刃の移動は四角形ではなく、井桁の形に4回刃を運んだほうが綺麗に切れます。

単に不思議な形、切り抜きに便利、というだけではなくて、その使い方…いや「使え方」がポイントです。
手指があまり上手く動かない方や、精神的な理由で刃物が苦手な方も、「切る」事が出来る道具なんですね。この子って。
こうして切ることが出来たら、「貼る」「とっておく」…そして「楽しむ」に繋がるんじゃないかなと思いましたよ。(^-^)
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