珍しくシャープペンシルのお話です。(^-^)

● ぺんてる orenznero PP3002-A(0.2芯) ¥3,000+税
● ぺんてる Air STEIN 0.2mm HB ¥200+税
シャープペンシルといえば、複雑で精緻な機構を備えたメカニカルペンシルなわけですが、ここ数年、クルトガあたりからでしょうか、尖り続けたり、ノックがいらなかったり、折れなかったりと、付加価値機構の進化が凄まじく、いつのまにか文具屋さんのシャーペンコーナーには機構を解説した専用ディスプレイがずらりと並び、おっちゃんには、そろそろついていけない世界に突入しつつあります(^-^;)
そんな「ややこしいシャーペン」より、2月の発売以降、品薄が続きまくっているorenzneroをGet。暫く使ってみました。
通常のオレンズが6本買えるお値段だけあって、シックなデザインの紙箱に入っています。
この紙箱+PPの組み合わせが、「めっちゃ高級やないけど、什器に刺さってる子とはちゃうんやで」という、微妙なポジションを上手く表現しているように思います。

パッケージのデザインは、ケース裏のほうが判り易いですね。
寸法までしっかり入ったorenzneroの設計図面っぽいグラフィックが、ダークゴールドな線で描画されていて、オトコノコゴコロをくすぐりまくりです(^-^)。ちなみに0.3mmのは、ベースカラーは同じで、グラフィックがシルバーになります。

普及版のオレンズは比較的ベーシックな明るい配色で、いかにもシャーペンな外観なのに対し、こちらはマットな黒一色。
12角形の断面で構成されたボディより、前半のグリップ部分は少し太くなっています。角が丸められたグリップには、滑り止めのための細かな溝が切られているのですが、数列おきに少し太い溝があったりと、なにやら仏具っぽいニュアンス。角が目立たず、悪目立ちしない「ちょうどいい塩梅のメカメカしさ」です。

後方より激写。
2面をぐっとえぐった部分には、ダークな配色で商品名と社名のロゴ。目立つ金色で芯径が記されています。ノックのデザインはあっさりしており、黒い金属クリップは、根元の帯を本体に巻きつけて固定するタイプ。先ほどのグリップの細かさに比べて、胴軸からお尻にかけては比較的あっさりしていますが、グリップとのメリハリが極端についていてるわけでもなく、綺麗にまとまっているなぁと思います(^-^)

近くにあったSARASA dryと並べてみました。
ぱっと見では細身に見えますが、グリップ感は充分にあり、長時間筆記するのに「丁度良い」太さです。

似たような筆記具と並べてみました。
上はOHTO FLAT-C、下はroting 500です。いずれも銃器っぽいフォルムなので、少々物騒な取り合わせだなぁ…。
サイズ感はrotring 500に似ていますが、500のローレットなグリップ部が短くて親指の固定位置に戸惑うのに対し、neroさんは軸の半分近くまでがグリップですから、指ごとの違和感が無く、しっくりと握ることができます。

(続きます)
● リンク
オレンズネロ 商品紹介:公式
オレンズネロ スペシャルサイト:公式
orenz(オレンズ)芯が出なくなってしまったら:公式
シュタイン替芯:公式
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ぺんてる orenznero
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