最近、紙の資料を持ち歩くことが少なくなりましたねぇ。

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…とはいえ、「判子を押した届けをもってこい」というご要求や、「プロジェクタが無い場所で説明しなければならない」という状況など、紙が活躍する局面はやっぱり残っているわけで、そんな「A4持ち歩き」時に活躍するアイテムです。
閉じてゴムバンドをかけた状態。店頭ではこんな佇まいで鎮座しています。
本体(カバー部)は浅い梨地のPP製。このオレンジのほかに、黄色、水色、ネイビー、白、黒の6色展開で、オレンジには金色のCOMPACKロゴがついています。
ゴムバンドやロゴの色は、メインカラー毎に異なっていて、「はて、どこかで見たことがあるなぁ」な組み合わせ。「あれっぽいねぇ」なんて、文具ファンならでわの楽しみもあったり(^-^)

プラ製品によくある「商品に直接貼り付けてあって、ぺりりと剥がせるシール状の説明書」に、主要な物事が記載されています。

ぱたっと開いたところ。
クリアポケットの中に、シールとほぼ同内容の説明書が挿しこまれています。この写真では上が綴じ部で、向かって右の短辺側から、セットしたい用紙を挿しこみます。

さきほど「シールとほぼ同内容」と書いた説明書ですが、「ポケットに入った状態で生きてくる注意・説明」が付け足されています。上手い使い方ですねぇ。
また、A4用紙の短辺を上下にしたポジションで印刷されている…つまりは「A4二つ折りできてますよ」そして「A4縦にするときには、こちらを上にしてくださいね」を表現しているところも面白いなと思いました。
「工業製品としての文具」に対して、説明や注意書きなどが、どんな風に商品に添付されているのか…を考えるのが、密かな楽しみなのですが、これはちょっと変態ですね(^-^;)
クリアポケット部は10枚。
1つのポケットにA4 コピー用紙2枚が推奨だそうです。また、二つ折りにするので、ステープラーで留められた冊子状のもの(カタログ)や、既に二つ折りや三つ折りのものは、折れ目が痛む可能性が高いですから、大人しくA4 フォルダを私用したほうが良いでしょう。

アピカ fugurareのA4 6ポケットフォルダーの左端に揃えて重ねてみました。
丁度半分ぐらいほ幅ですが、上下はギミックが入っている所為か、少し大きめです。

開いて全てのポケットをべろりんと捲った状態。
PPのフォルダ本体は表紙表、裏、それをつなぐ背の3つのパートに分かれていて、内側から点状に圧着されています。オレンジはこの圧着部分が作業機械のリベット留めみたいで格好良いのですよ(^-^*)
背は中央部が12mmほど肉厚で硬く、表紙との連結に至る部分は肉薄で蛇腹になっています。こうして、フォルダの潰れによる、用紙の折れやギミックの破損を防いでいるようです。

用紙を1枚しか入れていなくても、厚み12mm程度の空間は必要ですから、ぎっちぎちの書類カバンに無理やり詰め込んだりせず、まずはカバンの中身を少し整理したほうがよさそう。(^-^;)
(続きます)
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