COMPACKについてあと少し。

…の前に、手持ちの類似色のあれこれと並べてみました。(^-^;)
カッターはセブンイレブンのコラボレーション文具(2008年)、ケースっぽいのは、雑誌付録の傘入れ(2005年日経TRENDY:こっちはBEAMSにあらず)。
いやね、COMPACKのオレンジとネイビーの配色って、ちょっぴりBEAMSっぽいのでこの面子(^-^)
COMPACKは「ふたつ折りなのに折り目がつき難い」を実現するためのギミックを搭載しています。
クリアポケットに収まった説明書の矢印の先のボックス部分が、キングジムの技術を結集した秘密のギミックの様子。

背の上方向から動きを観察してみます。
まず、開き気味のとき。

そして二つ折りにしたとき。
フォルダのアールが保持されています。これは、背の幅がそこそこあるからというだけではなくて、閉じたときに、クリアポケットが少し動いてボックス部分に収納されるためなのです。
…写真だと説明し辛いなぁ…(^-^;)

写真右下が裏表紙側。クリアポケットの端面が点状に圧着されていますね。
こんなふうに、裏表紙側には固定されていますけれど、ボックス側は固定されていないので、閉じると動くのですねぇ。

しかし、ボックスの下からクリアポケットを抜き出せるかというと、そうではなくて、「無理に開けないでください」と注意書きがあるボックスの裏で「半固定」されています。
先ほどしゅるしゅると収納されていったクリアポケットは、収納幅が少し硬めに加工されています。その硬めの部分に細長く開けた穴があり、ボックスの裏2箇所から出た爪が、その穴を貫通しているのです。
フォルダを開け閉めすると、爪が長穴を貫通していますから、爪に沿うようにポケットが動く事になり、ポケットが脱線してばらける事も無いわけです。凝ってますねぇ。

…「紙の持ち運び」というシンプルな要求に対してはオーバースペックに見えますけれど、「A4そのままのサイズでは入らないカバン」に対して、「いかに折り目をつけないようにするか」を考え抜いた末のギミックなのですねぇ。
けれど、入れっぱなしにしていると、折り目はつかないまでも形がつくので、出入りの早い資料向きかもしれません。
オマケ:
個人的には凝ったギミックよりも、「ゴムずれ防止用ゴム幅の切れ込み」が、気が利いていて素敵だと感じました(^-^;)

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二つ折りクリアーファイル コンパック 5894H:公式
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