これも「エコシステム」って言うのかなぁ…。

● リヒトラブ AQUA DROPs クリップファイル F5065 A5
クリップボードで立ちメモをする際の、「用紙」の選択にはなかなか悩ましいものがあります。
剥ぎ取り式のレポートパッドは行方不明になりがちだし、ポピュラーな模造紙やコピー用紙(の裏紙)は、PDF化する前提での一時的な落書きにはともかく、原紙の取り置きにはあまり向いていないんですよねぇ。
…悩んでいると、背後から「ぽんぽんっ」と肩をたたかれて「ルーズリーフの用紙なんてどうかなぁ。用紙の入手性もいいし、あとから綴じておけるし。どう?これにルーズリーフセットして使ってみない?」と、あやしいおじさんから紹介された…
…というわけではありませんけれども、まぁそういう製品です(^-^;)←なんだそりゃ
入手したのはA5サイズ対応で、カバーが半透明のタイプ。
商品紹介シールが貼られた部分がカバー部にあたります。
カバーは赤、青、黒もラインナップされており、A4サイズもあります。

カバーをぱかっと開いたところ。
カバー内側に内開きの透明ポケットがついています。クリップボードはA5 用紙対応なのですが、このポケットはA5よりも背が短く、カバーにクリップ部分を避けるための切り欠けがあるため、A5の用紙を入れるとクリップで押されて、ポケットからはみ出した部分が痛みそう。
このポケットには、少し小さめのメモなどを入れたほうがよいでしょうね。

表紙のシールは簡単な説明図つき。
昨年の日本文具大賞 機能部門 優秀賞だそうです。
説明図のイメージに「ルーズリーフ」が描かれていますし、あたかもノートリーフを使うのを当然のように書いていますけれども、ノートリーフ専用でもなんでもありません。普通にA5の用紙なら、模造紙だろうがレポート用紙だろうが問題なく使用できます(^-^;)

クリップ部分は、硬質ボードについたパーツが回転して用紙を挟み込むタイプ。
紙押さえ用に、PP製の小型フラップがついていて、このフラップごと用紙を挟み込みます。挟める用紙は20枚まで。がんばればもう少しいけますけれど、やりすぎると押さえが利かなくなるので注意。
挟み込むのは、用紙上縁の半分だけですが、無茶しない限りずれる不安はありません。

硬質ボードとカバーの間の「背」部分が蛇腹になっています。
この蛇腹のマチにより、カバーを反対側に折り返して、簡単にクリップボードフォーメーションに移行出来ます。また、マチに余裕があるので、クリップが細身のペンをこの背に引っ掛けて携行する…なんてことも可能です。クリップボードで筆記具の処遇に悩みがちなので、ちょっぴり嬉しいポイントです。
2/26:カバーの内側に筆記具が収納できるような表現でしたが、「背に引っ掛ける」意図でしたので表現変更。

カバーを折り返して手に持った感じ。
セットした用紙は、購入時からセットされている説明書です。高さ方向については、A5サイズとあまり変わらないので、よくあるクリップボードのような巨大感はありません。

以前購入したA4タイプ用のKING JIM スーパーハードホルダー。丁度半分ぐらいの大きさです。

繰り返しますけれど、決してルーズリーフ用紙専用ではなくて、用紙のセットや筆記に、リーフじゃないと駄目なポイントは一切ありませんから、普通のA5用紙…何なら二つ折りにしたA4用紙でもちゃんと使えます。ご安心を。(^-^)
じゃぁなんでルーズリーフ押しなのかというと、リーフをセット→使用→ルーズリーフバインダーに保管という、リヒトラブ商品群によるペーパーシステムが、うまく構築(?)出来るという按配。こうした自社商品間の「やりとり」というか共存関係で、サイクルを形作る商品体系って面白いなぁと思います。これが冒頭の「エコシステム?」と感じたポイント。(^-^;)
どうせなら「他社のルーズリーフも、ふつーに使えますけれど、リヒトのツイストノートと一緒に使うと、ほーらこんなに素敵」というシナジー機能がほしいところですが、汎用的なモノでは、かえって高いハードルなのかもしれませんねぇ。(^-^;)
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