前回の書かれるものの流れで、書くもののお話。(^-^)

●ぺんてる プラマン40周年限定商品(ターコイズブルー) ¥200+税
こちらのBlogでは「プラマン」よりも、インク交換式でさまざまな軸色がある Tradio プラマンを紹介する事が多いのですが、この子はベーシックなプラマン。インク使い切りタイプです。
もともとインク色は黒、青、赤の三色展開で、40周年限定インクとして6色がラインナップされていました。私にしては珍しく明るい色合いのターコイズブルーを選んでしまったのは、ブルーブラックで厭なことばっかり記した「業務ノート」からよっぽど離れたかったのでしょう…
…とはいえ、結局は業務ノートの記述に使うのですけれども(^-^;)
「でもやっぱりブルーブラックも買っておけばよかったかなぁ」と思っていたら、ありがたい事に限定カラーが定番化されたそうです(^-^)v
軸色は地味な茶色で、金属のクリップの付け根にカラーチップがついています。
どのインクでも同じ「地味軸(?)」なのですけれど、このクリップ部分と胴軸の底、それにペン先で色がわかる仕組み。

白いバーコードと商品名はシールで、糊痕無く綺麗にはがれます。

プラマンの「キモ」であるペン先。
一見サインペンのように先端の白い部分すべてにインクが染みそうに見えますが、白い部分は「ホルダ」になっていて、先端に少し見えている「芯」を挟んで押さえる構造になっています。

サインペンやフェルトペン、それに筆ペンなどは「インクの染みた芯」が、しなったり、ひろがったりしながら、インクを紙に移していきます。芯になるフェルト自身の硬さや弾力によって、書き味(しなり)がかわってきます。
プラマンはかなり凝った構造になっていて、細い芯はインクを運ぶ役割に特化しており、まわりの白いホルダがペン先のしなりを担当しています。こうして「インクを運ぶ仕事」と「ペン先にしなりを与える仕事」を分業させることで、水性インクペンにしては硬めの筆記感と、線の太さの制御を行うことが出来るのです。
いわば「筆記具界の働き方改革」ですよねぇ…よくまぁこんなすごい事を200円の世界でやってるなぁと、ペン先を見つめてため息をつく昨今です(^-^;)
ほぼ日の空きページに落書きしてみました。
思った通りの明るいブルーですが、薄くはなく、視認性ヨシ!(←猫?)。ペン先もしっかりしていて、かなり細かい字が書けます。ちょっと頑張れば2×2マスで「ビャンビャン麺」の「ビャン」の字も書けます。(^-^;)
インクの所為なのか、ペン先が改良されているのか、それともプラマンとTradioの違いなのか、はたまた個人的な感覚の所為なのか、こちらのプラマンのほうが、細字が書きやすく感じます。

特にグリップに工夫はなくボールPentel同様のストレートシルエット。
そのまま使うと太さは丁度良い感じで、手が小さめの私には長さも丁度良い感じ。

キャップを尻にはめると長めで、キャップの重さの所為であんまりバランスが良くありません。
まぁでも手が大き目の方はこちらのほうがいいかも。

せっかくカラーバリエーションが増えたので、今までプラマンを使った事のない方にも、遣ってもらえる切っ掛けが増えたかもしれません。見た目は少々レトロですが、それもまた味。書いて良し描いてなお良しなこの書き味を、是非お試しくださいませ。(^-^)/
(次は「つなぐもの」です)
● リンク
プラマン40周年特設ページ:公式
ほぼ日の方眼ノート(A5) :公式
ほぼ日の方眼ノート(A6):公式
ニュー&レトロな水性ペン「プラマン」40周年限定カラー:公式
ステンレスワイヤーペンホルダー:無印ネットストア公式
● Amazonへのリンク
【ぺんてる】40周年記念 限定色 プラマン ターコイズブルー
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