前回に引き続き、古いノートの未使用ページを使ったノート作り。

このSP-30Nは様々な用紙サイズに対応していて、B4用紙をセットする位置が印刷されています。穴の位置も印刷されているので、スライドリングをあててみて、ピッチがあっているかどうか確認できて安心ですね。
ところが、このB5の穴の位置が、どうもよろしくないんですよ…。(T-T)
こちらB5の上端位置から、用紙を下にすこしずらした状態。
B5の位置ラインが見えますが、このまま穿孔すると用紙の上端も丸く削られてしまいます。用紙下端も同様。
困ったことに、構造上「ええ感じのところ」で止めて、用紙を引き抜けないっぽいんです。用紙の端から端まで駆け抜けるスライダーの攻撃を、用紙を超えるまで受け続けねばならないのであります。
さらにマークのB5は正しい紙のサイズとしてのB5。ノートのセミB5はB5よりも縦が5㎜ぐらい小さいので、よけいにややこしい…。しょうがないので自力で合わせこむことに。

とりあえずは用紙のセット位置を、上端を基準にしてずらす事にしました。
右→左にスライド穿孔するつもりで、スライドリングや用紙をを当てつつ様子を確認します。

結果、一番端から数ミリずらした個所を用紙上端にすれば、余分な穴が開かず、バランスよく穿孔できることがわかりました。
間違えないように、用紙上端位置にマスキングテープでガイドを作ります。

とりあえず試してみましょう。
ノートの用紙だと3枚ぐらいが変な引っかかりなく穿孔できる上限っぽいです。また、スライドはかならず一方通行。往復するとダルマさんのような穴が出来てしまいます。

欠けなく穿孔できましたの図。
このあと微調整を行い、上下バランスよく穿孔できる位置を確定しました。あとはもう、無心でシャッとやるだけ。
ちなみにルーズリーフのリフィルの縦は正しくB5サイズなので、A4上端ゲージにあわせてセットしたら綺麗に穿孔できそうです。

表紙は古いノートの再利用です。
そのままでは色気がないので、100円ショップで購入したA4ヴィンテージペーパーを糊付けしてみました。

● 薦田紙工業 A4 ヴィンテージペーパー ¥110
小口側は手が触れる事が多いので、こすれて剥がれてしまう可能性があります。
強度をもたせるために、少し長めにカットして折り返し、表紙の裏に両面テープで接着してみました。
この表紙もノート本体と同様穿孔しますが、あまり厚みがある紙は、グリッサーの刃を痛めてしまいます。今回再利用したノートの表紙程度の紙を、1枚ずつ穿孔するのが限界でしょうね…。

穿孔したあれやこれやを、スライドリングで合体すると、54枚(108ページ)のB5 リングノートの完成です。(^-^)/

ぺったりと開いた自作ノートのお姿。
くるんと折り返して使うと、リングの周囲がスライド部分の厚み分だけ膨らみますが、ちゃんと表紙と裏表紙をつけたので、少々気になる程度でした。

グリッサー、少々値が張りますが、ノートやカレンダー、ルーズリーフのリフィル等いろいろな用紙で自作を楽しむことが出来ます。紙好きの方、おひとついかがでしょうか(^-^)
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