サラリーマン生活が終わるまでに使いきれないほどの筆記具を持っている私ですが、6月もついつい…。

● パイロットVコーン ノック(0.5) ブラック ¥150+税
● 三菱鉛筆 ユニボール ワン 0.38㎜ ブルーブラック ¥100+税
リーズナブルな価格帯ということもあって、1本使い切る前に2本増える…日常使いの筆記具は増える一方です。(^^;)
そんな新入りの筆記具より、まずはVコーンノックのご紹介。

● パイロットVコーン ノック(0.5) ブラック ¥150+税
● 三菱鉛筆 ユニボール ワン 0.38㎜ ブルーブラック ¥100+税
リーズナブルな価格帯ということもあって、1本使い切る前に2本増える…日常使いの筆記具は増える一方です。(^^;)
そんな新入りの筆記具より、まずはVコーンノックのご紹介。
(舞台上に照明が灯り、ジーンズに黒のタートルネックのおっさんが立つ)
(旧来のVコーンを、右手に持って皆に示しながら)
…そもそも「Vコーン」自体は昔からある、パイロットの代表的な筆記具の一つです。この旧来のVコーンはキャップ式。
(キャップはずす)
Vコーンは、大げさに言えば「ペン先が水性インクがたふたふ入ったタンクに直結している構造」…つまり直液式なので、しっかりとキャップを閉めておかないと、インクが乾いてしまうんですね。こんな風に。
(そういって固くキャップを閉める)
ところが時代はノック式が主流となり、ここ数年で、油性マジック、ラインマーカーなど、今までノック式では無理だと思われていた筆記具にも、ノック式が登場するようになりました。
(背景のプロジェクションにはそれぞれの製品のシルエット)
ノック式のペンは、首軸の奥にペン先が入っているものの、密閉しているとは言いづらい。しかしいつまでもキャップの開け閉めで(苦労しながらキャップをはずそうとしながら)気を使いたくない。この豊富なインク量でさらさらつるつるとした水性直液式の書き味を、ワンノックで味わいたい…。
この要求に見事に応えたのが、こちらの(ポケットからVコーンノックを出す)Vコーンノックなのです。
(聴衆:おおーー)

…と、盛り上げてみましたが、実際は昔からある「VボールRT」という、水性ボールペンを焼き直したものらしいです(^^;)
良く調べずに購入し、「直液でノックってどうなってんだろう」とわくわくしながらバラして「えーっ」となった人、いるんじゃないでしょうか…私だ。
バラしたら、どこかで見たような形状のリフィルが入っています。

デザインはなんとなくFrixionぽい感じ。レオとアストラぐらいには似ています。
斜めに切り落としたノック元と金属製クリップが、なんとなーく昭和な感じですねぇ。

首の形はそっくりですが、ラバーグリップのディンプルが違っているのが微妙なプライドを感じます。

…ちなみにですが、FRIXIONボールノックのリフィルと、Vコーンのリフィルの形状、それに首軸・同軸のネジや構造が。「まったく同一」なので、リフィルや首軸を入れ替えて楽しむことができます。(リフィル入れ替えてどうするって話もありますが…)
「君も結局部品設計共通化してコスト削減した大量生産の工業製品なのよねぇ」と、切ない事を考え始める前に、そそくさと組み立てます。(^^;)
個人的に「低価格帯ノック式筆記具におけるデザインの(ほぼ)完成形」はFRIXIONボールノックだと思っているのですが、FRIXIONの難点は、ノック後にクリップがカチャカチャ鳴る事。この子は普通のノック+固定クリップなので、筆記時のカチャカチャ音は気になりません。

ラインナップは0.5と0.7。
たっぷりインク量で黒が際立つ0.7も捨て難かったのですが、日常使いを考慮して、ここは極細0.5を選びましたが、それでも水性インクの良さは体感できます。

試し書きした手帳は裏にしっかりと映ってしまいました。
ノート用紙などもう少し厚い紙ならば、あまり気にならないレベルです。

(次回はユニボール ワンです)
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まってましたっ
ちょうどVコーンノック買ってきたところにこの記事だったので飛びつきました。
これは買いですよね!
しかし…私も直液式のノックってどんな!?とワクワクしていたので、リフィルを見て「えっ」となってしまったクチです(笑
でも書き味はさすがといったところでした。
ああでもでもインクがちゃぷちゃぷしてるのがたまらないのに(ぼそぼそ
Twitterにも書きましたが、どっかで見たようなリフィルが入っているだけじゃぁ納得いかなんですよねぇ…。
オリジナルのVコーンも持っていたはずなのですが、探しても見つからず、悔しいので新たに買ってしまいました。
…こうして日常使いのペンが増えてゆくのであります…とほほ…(^^;)