パッケージ裏面の「約H鉛筆相当(当社比)」の表記はどうだ?と書いてみました。
目を見張るほどの変化はありません。紙と下敷きの有無によっては心持…濃く(太く)なったかなぁ…という感じ。
それよりも…やたらぶにょぶにょした書き味が気になります。

なんだろう…これは…。
観察しながら落書きをしてみたら、芯先と首軸穴の遊びが大きく、そこでぶれてしまうことがわかりました。
なんとか改善できないものかと分解してみました。
小さな芯先は、やわらかめのプラ棒先端に金属で巻かれてとりつけられています。そのプラ棒に返しがついていて、返しと首軸の間をスプリングでテンションをかけているという作り。スプリングは長めでやわらかく、なんだかぜんぶかやわやわ~っと組みあがっている感じ。なんでこんなに返しの部分が遠いんだろう…。そして、棒がやわやわなんだろう…謎。

先端はこんな具合。
この先端に引っ掛かりがなくて、首軸にぐっとおしつけられません。スプリングがなければずるずると返し部分までが外に出てしまいます。

ただでさえ、筆記に力が必要なメタルペンなのですが、やわやわぐにゅぐにゅしたとりつけなので、余計に使いづらい…・
芯先の保護のためノック式!→いいねっ!
でもぶにょっとした書き味で濃さを発揮できない→?
携帯性しかメリットがない作りになっているなぁ…というのが正直な感想。
芯先が常時何かに接していると、ちょっとした振動や衝撃を与えたら割れる恐れがあるんでしょうけれど…口穴内部に樹脂製スリーブをかますとか、何かしら手立ては無くはなかったと思います。
素人ながら、プロダクトとして練りこみの甘さを感じました(^^;)。
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