ピー子ちゃんといえばQ太郎の妹ですなぁ。(←世代)

● ユニボール ワン P 0.38 みかん ¥550
短く太い変わり種が出るぞーという「形状先行(?)」の噂で気になっていましたが、連れ帰っていじくってみたら、すごかったというお話です。
所有しているuni-ball oneの眷属「F」と並べて。
P子さんのずんぐりむっくりぶりが際立ちます(^^;)。先端はどちらも金属製で、素材だけではなく、リフィルの安定性を向上する仕組み(スタビライザー機構)も受け継いでいるとの事。

分解するとこんな具合。
リフィルとほぼ同じ長さ。リフィルは特殊リフィルではなくてuni-ballシリーズ共通リフィルが使えます。なんて素敵!。

そもそも共通リフィルって結構太いんです。
比べてみると、Fのノックとほぼ同じ太さ。このリフィルを使ってコンパクトなノック式のペンを作ろうとすると、はじめの課題が、ノックをどうするか…だったのではないでしょうか。

ノックボタンもそうですし、ノックをしたあと状態をホールドするブレーキも短い中に詰め込まなければいけない…
結局、リフィル後端の周囲をくるむようにブレーキ金具を配し、それを包むキャップとしてノックを作るという仕組みに仕上げています。これでほぼリフィル(の長さ)サイズのペンを実現しているのですねぇ…。いやぁ…あっぱれ。

uni-ball oneと並べた分解姿。同じリフィルを使っているとは…。
そうそう。oneのグリップ部分がやわらか素材だったのに対して。P子さんはFの血が強く、胴軸と同じ固い素材です。

握ってみました。
胴軸の長さの関係上、クリップが先端に近いのですが筆記にはそんなに邪魔になりません。バランスはよく筋肉質な重さ。
ただし、太い胴軸からのテーパーが私の指の形状に合っていなくて少々滑りやすい。初老の指先の乾きっぷりの所為かもしれませんが…(^^;)

携帯しやすいポケットサイズで書きやすく容量もたっぷりですから、フィールドワーク等、メモ帳のおともにもってこいな子ですね。
おじさん的には、分割線をクリップの突端あたりにしてグリップをもう少し絞った(首軸内側ネジ部ぐらいの太さ)だと、さらにありがたいなぁ…(^^;)
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