2006年の第25回文具大賞、デザイン部門優秀賞受賞品だそうです。

● プリコ meister by POINT ペンインルーラー ¥2,200
何気なく立ち寄った書店で、文具のワゴンセールを実施中でした。
ファンシー系やスポーティ系の文具に交じって、500円の値札が貼られたこの子を発見、「あーこれは救出する義務があるよなーまいったなー(棒」などと呟きながら、いそいそと連れ帰った次第。…ありがちな展開ですねぇ(^^;)
PPのケースに入って陳列されていました。
本体色は4種(ゴールド、シルバー、ブラック、ターコイズブルー)。ちょっと悩みましたが、一番無難なブラックを購入しました。

アルミ製のボディから楔形に飛び出したヒレがルーラー。1mm刻みで11cmのスケールが印刷されています。

裏返すと平坦な面が、目盛り面より広めになっています。
しっかりした重量感とマットな塗装の効果で、この面が机上によくフィットします。カッティングマットの上に置くと、抜群の安定感。金属製の定規なので、カッターを使った工作に向いていそう。
ただ残念なことに、目盛り辺のエッジが浮いていないため、インク系筆記具を使った直線引きには向いていません…。折角筆記具とセットなのに…(^^;)
…ちなみにこのシリーズには、水性ペンではなくてシャープペンシル内蔵のバリエーションもあります。そちらのほうが実用的かも。

ローレット部分をくりくり回すと、ペンを引き抜くことができます。
ネジ式にしたのは、とぅるるんと落ちないようにとの工夫でしょうか。結構しっかりネジが切られています。この半分ぐらいの回転で良さそうなのですけれども…。
ペン単体でもなかなか格好良いですが、ルーラー兼スリーブのほうが重量感があるために、単体では「あれ?」と戸惑うぐらい軽く感じます。

このローレット加工は、オトコノコゴコロに刺さりまくりですねぇ(^^;)

ペンの首軸部分を回転すると、リフィルが出てきます。
Premec20689なる水性ゲルペンリフィルがセットされていました。
リフィルの後ろを押すように、胴軸内奥のほうにバネらしき機構がある様子。

パッケージに互換リフィルが記載されています。
入手しやすく安価な国内産のリフィルが多いので、とても助かります。

握ったところ。正直ペンとしてはちょっと…(^^;)
ローレット部分が重く、グリップから先端にかけて極端に軽いので、長時間使用するには向きません。ささっとメモする程度の用途向きでしょう。

フロントが軽くリアの重みが手に逃げるので、いい風に言えば、「純粋にリフィルの書き味を楽しむことができます」。
デフォルトのリフィルはにじみやスキップが無いよい子ですから、リフィルだけ別の筆記具に換装して使い切るかもしれません。(^^;)

見ただけではわからない重量感や、デスクマットに置いた時の安定感はとても良く、お買い得の掘り出し物でした(^-^)
楔形の断面形状+アルミ素材なので、加熱したノートPCを机の上で持ち上げるスタンドとして使えないものかとチャレンジしてみましたが、横幅が短く今一つ安定しないのと、内蔵ペンがすぐ乾いてしまいそうなので、常用は断念(^^;)
30㎝バージョンがあったら、そういう使い道があるかも…いや、そうなるとかなり重いし高価なものになるので、専用のスタンド買っといたほうが…(←思いつきは思い付きでしかない好例(^^;)
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