…さぁ、本日も「選べるリフィルペンの改造(修正仮想首軸理論)(1)」の続きを語りますですよ~。
最近、会社でも同じような(文具の話ではないけれど)くどい文章を書いていたので、文章がいつにも増してくどいですが、しばしお付き合いのほどを…(^^;)
さてさて、以前ご紹介した「仮想首軸理論」では、
筆記状態において、斜め後方からaluminiのペン先を見た場合、視界には、紙、文字、ペン先、首軸などが映ります。このとき、紙との接点部分を見ているようで、同時に、面積が大きい首軸の、「傾斜」も見ていることになります。ここで、無意識のうちに「首軸の傾斜の延長線上にペン先がある」つもりで、文字を書いているために、「期待している紙との接点」と「実際に紙と接しているペン先」の位置のズレが、違和感を生み出す主な原因となっています。
…なんて書いていましたが、今回ちょっとばかり「理論」を修正します。
最近、会社でも同じような(文具の話ではないけれど)くどい文章を書いていたので、文章がいつにも増してくどいですが、しばしお付き合いのほどを…(^^;)
さてさて、以前ご紹介した「仮想首軸理論」では、
筆記状態において、斜め後方からaluminiのペン先を見た場合、視界には、紙、文字、ペン先、首軸などが映ります。このとき、紙との接点部分を見ているようで、同時に、面積が大きい首軸の、「傾斜」も見ていることになります。ここで、無意識のうちに「首軸の傾斜の延長線上にペン先がある」つもりで、文字を書いているために、「期待している紙との接点」と「実際に紙と接しているペン先」の位置のズレが、違和感を生み出す主な原因となっています。
…なんて書いていましたが、今回ちょっとばかり「理論」を修正します。
無印リフィルペンの「書き心地の悪さは何故?」を追求するために、じっくりペン先を観察したり、写真に撮ったりして検討してみた結果、首軸傾斜の延長線上と、ペン先の着地点(便宜上筆記点と呼びます)がずれていることに加えて、ペン先の傾斜が、首軸傾斜とほぼ平行線上になっていることも、原因のひとつではないかと考えました。

今回の改造のように、胴軸を削り、ペン先の着地点を前に出す事によって、首軸傾斜とペン先傾斜の延長線上の接点がペン先の近くに発生します。こうなることで、首軸から筆記点に至る、軸のアウトラインの変化が目立たなくなる…「軸とペン先の一体感が増す」ことによって、書き心地が良好に変化したと考えられます。

つまり、首軸傾斜と筆記点の位置関係だけではなく、ペン先(リフィル先)がもつ、傾斜と、首軸傾斜の変移も、書き心地の要件だと考えた次第です。
筆記姿勢時には、「後ろ斜め45度」から筆記具先端を覗き込むことになります。この際、「首軸~ペン先~筆記点」を結ぶ外形のラインが視界に入るのですが、これが「なだらかな変異」であることが、視覚的に快適な書き心地を得るうえで、非常に重要である…という事が、今回の結論です。
* * * * *
…まぁ実際問題、首軸傾斜と筆記点が一致しなくとも、書いた感じが良好な筆記具もありますし(←あれ?)、感じ方も人それぞれ…単に私が考えすぎなのかもしれません。(^^;)
でもまぁ、「お気に入りなのに、なーんか気になるなぁ…」という場合、こんな視点から「改造してみる」という手もあるぞなモシだいじゃえもーん…というコトで。(←古ッ)

今回の改造のように、胴軸を削り、ペン先の着地点を前に出す事によって、首軸傾斜とペン先傾斜の延長線上の接点がペン先の近くに発生します。こうなることで、首軸から筆記点に至る、軸のアウトラインの変化が目立たなくなる…「軸とペン先の一体感が増す」ことによって、書き心地が良好に変化したと考えられます。

つまり、首軸傾斜と筆記点の位置関係だけではなく、ペン先(リフィル先)がもつ、傾斜と、首軸傾斜の変移も、書き心地の要件だと考えた次第です。
筆記姿勢時には、「後ろ斜め45度」から筆記具先端を覗き込むことになります。この際、「首軸~ペン先~筆記点」を結ぶ外形のラインが視界に入るのですが、これが「なだらかな変異」であることが、視覚的に快適な書き心地を得るうえで、非常に重要である…という事が、今回の結論です。
* * * * *
…まぁ実際問題、首軸傾斜と筆記点が一致しなくとも、書いた感じが良好な筆記具もありますし(←あれ?)、感じ方も人それぞれ…単に私が考えすぎなのかもしれません。(^^;)
でもまぁ、「お気に入りなのに、なーんか気になるなぁ…」という場合、こんな視点から「改造してみる」という手もあるぞなモシだいじゃえもーん…というコトで。(←古ッ)
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私は細書きものはニードルポイントに限る!の人なのですがそれはボールペンだとペン先が見えないカンジがするのです。
ひょっとしたらやまかつさんが発見した「仮想首軸理論」かも。
少し比較してみようかな。
お先真っ暗(違)
どうも、首軸が「かぶる」感じが嫌なんですよねー。ですから、お気に入りの筆記具は、剥き身というか…リフィルの先がしっかり出てるものが多いです。(^-^;)
>細書きものはニードルポイント…
私もです。活字的な小さな文字を書きたい場合は、すぐさま登場できるよう、ペン立てに常備しています(^-^)
ここは
仮想首軸理論なんて違うところに来ちゃったかと思いましたよ~。
でもこの理論は凄くわかるような気がします、感覚的にですけど。
要するに、ストレス無く(あるいは無意識に)、ペン先が(あるいはペン先と紙の接地点が)見えているペンが書きやすいというわけですよね。
(違ってたらごめんなさい)
…たぶん
>ストレス無く(あるいは無意識に)、ペン先が(あるいはペン先と紙の接地点が)見えているペンが書きやすい…
もーまさにおっしゃる通り!!「どうまとめたら良いのだろうか…(T-T)」と、実は書きながら困っていたのですよ。ありがとうございます~。
うわっ
うふうふ
ほら、落ち着いて読んだら、そこかしこに論理の穴が…(←自慢してる場合ではない(^^;))
興味深く
「首軸傾斜と筆記点の一致」についてですが、これはニードルポイントにも言えるような気がします。
「無印」の3色ボールペン(シャープペン付)に「HI-TEC-C coleto」芯を入れて使っているのですが、1色だけ異常に書きにくかったので、原因を調べてみたら他のリフィルよりも約1mm短く切ってしまっていたのです。
そこで実際に「首軸傾斜と筆記点」を測ってみたら短い方は双方の点が一致していませんでした。
さらに、ニードルポイントでもペン先が見えにくいと字が書きにくいという点から、視覚的な影響も大きいと思いました。
ありがとうございます
(Coleto芯のClip-on-multiを眺めながら)なるほど…これが一致していなかったら…確かに書き辛そうですね。
>ニードルポイント…
先が細くて首軸口金との直径ギャップが大きいと、さらにマイナス効果がでかそうですねぇ…ふむふむ。
追試(?)ありがとうございました。今後の参考にさせていただきます(←まだやる気らしい(^^;))