発売当初、立ち読みだけでスルーしたのですが、初見時に感じた「モヤモヤ感」の整理がある程度ついたので、改めて購入しました。

● 晋遊舎 100%ムックシリーズ 文房具完全ガイド 文房具ヒット製品辛口採点簿
¥580
レビュー誌「MONOQLO」の「特別編集」版です。冒頭の目次ページ最下段には「2011年1月19日発売の「MONOQLO3月号」の特集記事に、加筆、追加取材を行い、再構成をしたものです。」と、良心的な注意書きがあります。通販で購入される場合は、ちょっぴり注意が必要ですね。

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レビュー誌「MONOQLO」の「特別編集」版です。冒頭の目次ページ最下段には「2011年1月19日発売の「MONOQLO3月号」の特集記事に、加筆、追加取材を行い、再構成をしたものです。」と、良心的な注意書きがあります。通販で購入される場合は、ちょっぴり注意が必要ですね。
まず初めの特集は「文房具最強決定戦」。体感的に「あぁそうよねぇ」と納得のレビューが続きますが、ノートと手帳については他の雑誌…Associeの特集あたりを参考にしたほうが良いでしょう。
「がっかり文房具」は、大切な事が書いてあるのに、一部の素っ頓狂なレビューによって台無し…。「裏テクニック」も同様。(T-T)
MONOQLO得意の分野であろう「デジタル文具○×判定」に至っては、揚げ足取りや難癖としか思えない内容多数。…きっとこれ、10分しかさわらず書いてるよな…と感じるものも。
…つまり「モヤモヤ感」の原因は、各レビューの出来不出来のバラつきがものすごいこと。軸がブレてるとかじゃなくて、的を射ているトコロと素っ頓狂なトコロの落差が激しくて、全体的にレビュー誌としての信用度合いを低下させてます。
「そうねぇ…」なレビューの後に、あからさまに「…何言ってんの?」なレビューが立て続けに来ると、扇情的なキャプションが加速度的に鬱陶しくなり、読み終える頃には、もうどうしようもなくモヤモヤしてるという…。
もちろん参考になる情報も随所に挿し込まれていますから、あまり深く読まず真に受けず、ぼーっと眺めたほうがよさそうです。それにしても、素材(ネタ)が勿体無いなぁ…同じネタを使って別のトコロがやったら、もっと素敵に仕上がっていたろうに…(T-T)
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文房具完全ガイド (100%ムックシリーズ)