Caplessマットブラックについてあとすこし。

遠目では同じように見えますが、左は元祖マットブラックさん。デティールはかなり異なっています。
…てなわけで、今回はオマケ企画「写真で見る新旧Caplessマットブラック」であります(^-^*)

遠目では同じように見えますが、左は元祖マットブラックさん。デティールはかなり異なっています。
…てなわけで、今回はオマケ企画「写真で見る新旧Caplessマットブラック」であります(^-^*)
まずは首軸方面から。
左は旧MB、右は新MB。旧MBのクリップは襟(?)の部分と一体化していますが、新MBはその他現行のCaplessと同じく後付。これはこれで微妙な曲線で肉感的です。

角度を変えてもう一枚。
旧MBは首軸の「板金加工」っぽい微妙なラインが見事にクリップに流れていてシャープな印象。クリップ先端の縦書き「PILOT」の刻印が素敵です。
新MBはずんぐりとした生物的な曲面から、触覚のようにクリップが飛び出ています。

ノック部。
手前の旧MBは面取りの効果か、胴軸とノックの幅差があまり無いように見えます。新MBの胴軸は厚みがあり、一つのリングで絞ってノックへとつながっている形状のため、少々モッタリして見えますね。また、旧MBのノック端は平坦ですが新MBはゆるやかな凸曲面になっています。

胴軸中央
面取りされた上の軸は旧MB。まるで和傘か鞘のような和風テイストです。
下の新MBは、ツヤありな太目のダブルリングがアクセントになっています。太目の丸っこい軸に変化をつける意味でのリングなんでしょうけれども、リングが無い姿も見てみたいなぁ…。

こちらは中身のユニットです。
手前が旧MB、奥が新MB。新旧の違いは首軸に位置決めするための四角い出っ張りのカドの丸みだけ。新旧交換してみたのですが、入ることは入りました。但し、ある程度シビアな設計だと思われるので、交換して常用…は避けたほうが良さそうです。

影の所為ではっきりわかりませんね…すみません(^-^;;)
新MBのほうが太っちょ(首軸リング近傍で旧径9.5mm 新径10mm)で、全長も4mm(丁度胴軸末端のリング分)ほど長くなっています。

こうして見ると、まるで、新旧の戦闘機や車の比較みたいですね。(^-^*)
新しいほうが幾分大きく丸くなっていて、それはそれで格好良いんだけれども、旧式は旧式で手作りから工業製品への移行期を感じさせる細やかな細工と荒削り感がグッと来るという…いや、どっちも工業製品なんですけどね(^-^;;)
次の世代のノック式キャップレスはどんなフォルムになるのか…この2本を眺めながら、ぼんやりと夢想する12月の夜ですよ(^-^*)
● リンク
キャップレス:PILOT公式
「キャップレス マットブラック」を購入した:細字万年筆にこだわる
り~だよりキャップレス関係:
Capless マットブラック (その1)
パイロット キャップレス
パイロット キャップレスふたつめ
パイロット キャップレス万年筆
● Amazonへのリンク
キャップレス マットブラック
左は旧MB、右は新MB。旧MBのクリップは襟(?)の部分と一体化していますが、新MBはその他現行のCaplessと同じく後付。これはこれで微妙な曲線で肉感的です。

角度を変えてもう一枚。
旧MBは首軸の「板金加工」っぽい微妙なラインが見事にクリップに流れていてシャープな印象。クリップ先端の縦書き「PILOT」の刻印が素敵です。
新MBはずんぐりとした生物的な曲面から、触覚のようにクリップが飛び出ています。

ノック部。
手前の旧MBは面取りの効果か、胴軸とノックの幅差があまり無いように見えます。新MBの胴軸は厚みがあり、一つのリングで絞ってノックへとつながっている形状のため、少々モッタリして見えますね。また、旧MBのノック端は平坦ですが新MBはゆるやかな凸曲面になっています。

胴軸中央
面取りされた上の軸は旧MB。まるで和傘か鞘のような和風テイストです。
下の新MBは、ツヤありな太目のダブルリングがアクセントになっています。太目の丸っこい軸に変化をつける意味でのリングなんでしょうけれども、リングが無い姿も見てみたいなぁ…。

こちらは中身のユニットです。
手前が旧MB、奥が新MB。新旧の違いは首軸に位置決めするための四角い出っ張りのカドの丸みだけ。新旧交換してみたのですが、入ることは入りました。但し、ある程度シビアな設計だと思われるので、交換して常用…は避けたほうが良さそうです。

影の所為ではっきりわかりませんね…すみません(^-^;;)
新MBのほうが太っちょ(首軸リング近傍で旧径9.5mm 新径10mm)で、全長も4mm(丁度胴軸末端のリング分)ほど長くなっています。

こうして見ると、まるで、新旧の戦闘機や車の比較みたいですね。(^-^*)
新しいほうが幾分大きく丸くなっていて、それはそれで格好良いんだけれども、旧式は旧式で手作りから工業製品への移行期を感じさせる細やかな細工と荒削り感がグッと来るという…いや、どっちも工業製品なんですけどね(^-^;;)
次の世代のノック式キャップレスはどんなフォルムになるのか…この2本を眺めながら、ぼんやりと夢想する12月の夜ですよ(^-^*)
● リンク
キャップレス:PILOT公式
「キャップレス マットブラック」を購入した:細字万年筆にこだわる
り~だよりキャップレス関係:
Capless マットブラック (その1)
パイロット キャップレス
パイロット キャップレスふたつめ
パイロット キャップレス万年筆
● Amazonへのリンク
キャップレス マットブラック
- 関連記事
-
- ノートとペンとつなぐもの(2:プラマン ターコイズブルー) (2020/03/15)
- sun-star BINDER BALL (その1) (2009/05/30)
- Pelikan M800 デモンストレータ(1) (2008/12/03)
- PILOT 4色ボールペン (2007/03/09)
- PLATINUM SERAI 付録万年筆「SPARKLE」 (2010/01/31)
- 展示会でもらったマルチペン (2007/06/01)
- パーカー POPなローラーボール (2007/07/20)
- PILOT Opt. (2007/05/09)
- 極私的希少品? Signo RT リフィル (2007/11/21)
- ZIG Letterpen COCOIRO (その1) (2012/06/05)